U-NEXT＜ユーネクスト＞｜セックス・メイドお掃除のあとで

ペギーミラーの音楽が良い。厳格に見られるように生きてきた老人が、実は「すけべ」だったと、認知症の演技をやめて告白する。消えかけていた命がセックスによって再び燃え上がる。日活ロマンポルノを見てきて、女性はセックスが好きであるというステレオタイプ化された女性像が目につき始めた。もちろん、そうしないと作品が成立しないという問題もあるが。
口は動いているが、台詞の音声が微妙にずれていることが多々あるが、妙に心地よかったりもする。細かいことを気にせずにがつがつ進めていく感じ。

北原ちあきデビュー作。結構ロマンポルノ見ていくと北原ちあきは、純粋にロマンポルノでデビューした最後の方かもしれない。後にAV女優がロマンポルノと称した外注作品に出て配給されたりするので。本作もある意味外注との製作ですけどね。家政婦物のコメディ。伴一彦脚本で習作の範囲。

タイトル通り、可愛いお手伝いさんの北原ちあきさんが馬鹿馬鹿しくも一生懸命仕事に頑張るお話。お気楽に愉しめるコメディ。
可愛らしさでは上位にくる北原さんが、明るく元気に脱ぎっぷりもよく演じてるがエロス度は低い。この手の作品にはちょうどよい。
こんなお手伝いさんにお世話になりたかったなあ。

80年代ロマンポルノ！って感じのシンセ爆発な音楽。このくらい短いとさくっと観られていいね。おじいさん役の人が全然おじいさんじゃない。メイドさんの北原ちあきが屈託なくて、水着の日焼けのあとが健康的でかわいい。オバカ系の明るく楽しいロマンポルノ。